2009/07/25:経済ワイドビジョンE

NHK経済ワイドvision e

■今週の経済ニュース「夏休み！今年のトレンドは」

「安、遠、単」と「着地型」

皆既日食に沸いた今週、最初に取り上げるのは、「夏休みのレジャー」に関する話題です。景気を反映し、今年のトレンドは、出発地ではなく旅行先の団体が企画する「着地型」のツアー。「水族館に宿泊し、夜の魚を観察する旅」「本物の鉄道を運転できる旅」など、現地の人の知恵で作り出す、その土地ならではの旅行が人気を集めている。
この夏、消費者に財布のひもをゆるめてもらう秘訣とは？

■特集「生出演！　キリンホールディングス　加藤壹康社長」

サントリーホールディングスと経営統合を協議していることが明らかになったキリンホールディングス。統合が実現すると、売上高が３兆８０００億円に上る世界有数の飲料メーカーが誕生します。
消費の冷え込みや少子化で今後、市場が縮小し、販売が伸び悩む見通しの国内ビール業界。メーカー各社は変貌を迫られています。最大手のキリンもノンアルコールビールや低アルコール飲料など、消費者の好みの多様化にあわせた商品を次々開発し、若者にアピール！さらに、アジアやオーストラリアで、飲料メーカーのＭ＆Ａを進めています。
ビジョンｅでは、オーストラリアで、Ｍ＆Ａの現場を密着取材！サントリーとの経営統合に大きく舵を切った加藤壹康（かずやす）社長に、グローバルな戦略を聞いていました。